映画『私の中のあなた』~My Sister’s keeper~

2009年12月07日

こんにちは。
久しぶりの更新です!
今月、10月9日に公開された映画『私の中のあなた』をもう見ましたでしょうか?
英語のタイトルは “My Sisiter’s Keeper”
このお話は次のように始まります。

“Most babies are accidents.
Not me. I was engineered, born to save my sister’s life”

『赤ちゃんは偶然生まれる。
でも、私は違う。つくられたのである。姉の命を救うために。』

この最初の始まり方からしてして、ギョッとしました。

白血病の姉・ケイトのドナーとなるべく人工授精によって生み出された妹・アナは、生まれてまもない時から体のドナーをしてきました。13歳のとき、今度は腎臓を一つ提供することを求められ、「自分の体に対する権利を守る」ために、弁護士を雇って両親を訴えます。その時のアナが母親に言ったセリフです。
“I don’t want to do this anymore mom. it’s my own body, I wanna be able to make my own decisions about what to do with it. “(『お母さん、もうやりたくないんだ。私の体なんだから、どうするかは私が自分自身で判断したい』)
アナが腎臓の提供を拒否するということは、ケイトの死を意味していたので、家族をの間に亀裂が生じます。しかし、アナのその決断にの裏に隠された理由がありました。両親の我が子への二律背反する愛や、アナのケイトへの愛と自分を守りたいという気持ちが交錯し合うなか、事態は意外な展開をみせます。
Enormously touching and genuinely poignant. (非常に感動的で、本当に心に強く訴えられる物語)
と紹介されています。
是非、映画館に足を運んで見てきてください☆

余談ですが、このストーリー設定についてです。『訴える』という行為がとてもアメリカ的な発想だと思いました。皆さんもご存知の通り、アメリカは訴訟大国とも呼ばれていて、日本では信じられないような裁判がたくさん起こります。そして時には、無茶苦茶な理由の裁判で勝訴をして、多額の賠償金を取っている場合もあります。例えば有名なのが、『マクドナルドのコーヒー訴訟』です。
アメリカのドライブスルーでマクドナルドのコーヒーを購入した老婆が、マクドナルドのコーヒーを膝にこぼして火傷を負ってしまい、それを「コーヒーが熱すぎたから」と訴えたものです。火傷は、8日間の入院と皮膚移植手術、そして2年以上の通院が必要とされました。そして、マクドナルドは700件の同様のクレームと、従業員の間でも火傷をしたという事例があるにも関わらず、特に対策も立てずに放置してきました。その結果、マクドナルドは悪質と判断され、多額の300万ドルという賠償金を求められる判決が下されました。
何故、このような裁判が起こって、なおかつ勝訴するかは色々理由があるようですが、主な理由の一つとして、アメリカが陪審員制なため、企業に不利で一般人に有利な判決が出やすいといわれています。日本ではアメリカの陪審員制度を改良した裁判員制度という新たな司法が導入されましたが、どう影響していくのか注目していきたいと思います。

writer:mikiko

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